当院では豊富なインプラント治療の経験を生かし、難症例にも積極的に取り組んでおります。
年間20~30症例を行い、全例とも良好に経過しております。
インプラント治療とは
歯を失ったところにインプラント(人工歯根)を埋め込み、人工の歯をその上に取り付ける
治療法です。埋め込まれたインプラントは、骨と結合してしっかりと固定されますので、
噛み心地や見た目も天然の歯とほとんど変わりません。
歯が抜けてしまいました 骨の中にインプラントを埋め込みます かぶせを作成し装着します
取り外し式の義歯(総入れ歯)の固定装置として使用することも出来ます
また十分に骨の無い場所に対する治療法として
サイナスリフト(上顎洞底挙上術)
GBR(骨造成)法
さまざまな社会的要求に対応する治療法として
抜歯即時埋入法
早期加重(短期間で仮歯を入れる)
等の最新技術を取り入れております。
一般的な治療の流れ
お口の状態についての資料(レントゲン、歯周病、歯型)を作成します。
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資料に基づいて治療計画について説明、打ち合わせを行います。
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インプラント治療に先立って必要な抜歯、歯周治療等を行います。
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インプラントの埋入手術を行います。
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骨と結合するまでの期間、下あごの場合約2ヶ月、上あごの場合約3ヶ月待ちます
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歯をつけるための土台を装着し、最終的な型を取ります
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最終の冠を装着します
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かみ合わせの調整及び歯肉の状態の確認を行い、清掃方法の練習をしていただきます
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定期的なメインテナンスリコールによって安定した状態を保ちます
当院での治療例です
63歳男性で左側の上下第一、第二大臼歯の計4本が抜けています。
同部にインプラント計4本を埋入しました。
治療期間は約6ヶ月
何でも噛めるようになったと喜んでいただいています。
61歳女性で左上の第一、第二小臼歯と第一大臼歯の3本が抜けていて
取り外し式の義歯(部分入れ歯)を使用されていました。
上あごに棒があるため違和感があり、しゃべりづらいとのことでした。
同部に3本のインプラントを埋入しました。
治療期間は約8ヶ月
取り外す必要の無い、固定式の義歯で全く違和感無く会話が出来るようになりました。
インプラントQ&A
Q1:誰でもインプラント治療を受けることができますか?
>誰でもというわけではありません。特に全身的な問題(糖尿病や骨粗しょう症など)が良好にコントロールされていない方は無理な場合があります。主治医と相談の上慎重に診断を行いますのでご相談ください。また骨の量が少ない場合など、病院との連携で大掛かりな手術が必要となる場合があります。
Q2:費用はどれぐらいですか?
>健康保険の適用が一切ありませんので、治療費を全額負担していただくこととなります。
平均的には1本あたり30~35万円程度となります。
Q3:一生持ちますか?
>生体に対する治療ですので、100%の成功はありません。一般的に上顎で90~95%、下顎で95%~98%
程度の成功率といわれています。またかぶせが入ってからの日常の手入れや定期的な検診が非常に重要です。
自分の歯を生涯残す事ができる程度の手入れとメインテナンスが行われていたならば、インプラントが特別に難しいという訳ではありません。また問題が発生するほとんどの場合は、2年以内に起こります。そこで当院では5年以内のトラブルに対する明確な方針をお約束させていただいておりますので、非常に高額な治療となりますが、安心して治療を受けていただけると考えます。
Q4:体に害はありませんか?
>インプラントは生体に安定なチタンで出来ています。整形外科などで骨折等の治療に使用されている金属と同じもの
ですので、アレルギーなどの心配はほとんどありません。
Q5:治療は痛いですか?
>通常の歯科治療で使用する局所麻酔(歯肉への麻酔注射)で行います。抜歯と同じ程度の処置ですので、振動や
圧迫感はありますが痛みはありません。また術後の痛みは2~3回鎮痛剤を飲んでいただく程度です。
ご不明な点はご遠慮なくお尋ねください。
ご注意
上記の内容は一般的な症例についての記述ですので、すべての場合にあてはまるわけではありません。
ホームページへの掲載にあたり上記の症例につきましてはご本人の了解を得ております。