おもちゃコレクションの中でも最も安定した人気を誇るジャンル
それが「ロボット」コレクションです。

その数ある「ロボット」の中でも最も有名な「ロビー・ザ・ロボット」をご紹介します。
ロビー・ザ・ロボットは1956年(ちなみに私の生まれた年です)MGMのSF映画
「PLANETE INTERDITE(邦題:禁断の惑星)に初登場しました。
アルティア4惑星に住みついた博士が作った召使いロボットで、上映されるや
いちやく有名になり、次の出演作「THE INVISIBLE BOY」では
スター並みの出演料が支払われました。
その後も「トワイライトゾーン」(1980年代にリメイク版が作られました)
ロッドサーリングのナビゲイトで毎週1話完結のTVシリーズにも出演しました。
のちの「ウルトラQ」や「世にも奇妙な物語」にも多大な影響を与えました。
又、TVシリーズの「LOST IN SPACE」(邦題:宇宙家族ロビンソン)
(こちらも1990年代にリメイク映画が作られました)では
人気を二分したロボット「フライデー」と競演・対決までして
大いにファンを喜ばせてくれました。
その他にも「THE THIN MAN」や「グレムリン」にも
ちょい役ですが出演しています。まさに1950年代を代表するロボットといえるでしょう。


2003年現在の私物の「ロビー」コレクション
後列中央の特大ロビー52500円(税込み) 中列左から2番目(赤)73500円(税込み)で販売可能



ロビーの魅力は完成されたそのボディーデザインと動きです。
言葉をしゃべる頭脳を持ち、人間と同じ感情も持っているロボットでありながら
物を食べるのが可愛い。
その人間らしさとは裏腹に頭部スケルトンカバー内のメカニカルな計器類は
いかにもロボットらしさにあふれている!


部のメカが男の子の夢をかきたてるのです


映画のロビーの人気はそのまま「おもちゃ」のロビーを生み出しています。
ロビーの種類は多く、大きさ、駆動方式の違いなど様々で、
年式によって同じものでも材質の違いなどがあります。
ゼンマイ動力で足の下の車が回って走る物や、電池式で足を交互に出して走る物、
どれを見ても映画の中のロビーのユニークさを忠実に再現していると思います。
本体と共にいっそう夢をかき立ててくれる箱絵(パッケージデザイン)は近未来の設定なのに
レトロ!まさに「懐かしき未来」(レトロヒューチャー)にいざなってくれるのです。


コレクターにとって箱の存在は貴重なのです


そんな数多いロビータイプの中から1、2を争う「私のお気入り」をご紹介しましょう。

左:復刻版  右:オリジナル  どちらの箱の絵柄も素晴らしい

右は1950年代のヨシヤ製のオリジナルデッドストックで1980年7月頃に
富山県にある玩具店の片隅でほこりを被って売れ残っていたのを
当時170円で購入しました?! WOW!!
このタイプは左側のパッケージで赤と黒のカラーがあり、写真集などでもよく見かけますが
シルバーカラーで右パッケージデザインのものは他では見た事が無い珍品です。
左側のロビーは2000年に2000個限定生産されて、国内では1000個のみ
流通した復刻版です。個々に通し番号が入っており、右側のオリジナルと並べ比べても
遜色の無い、素晴らしい出来映えです。
胴体右に出ているクランクを回すと、頭部の羽根式メカが回転しながら
スーッスーッとフリクションで走ります。
その動きたるやいかにもロボットらしく、フリクションの機械音
が宇宙のノイズっぽくて感動します。


もう一点、ご案内するのは世界一のブリキのおもちゃコレクターの北原照久氏の写真集などで有名な
ロビータイプの
「電動ピストンアクションロボット」です。
大変、人気のあるオリジナルは1950年代に野村トーイから発売されリモートコントロールで
頭部ドーム内のピストンが上下に激しく動き、点灯します。
右のアンテナも回転しながら前進します。
限定1500体完全復刻版の「電動ピストンアクションロボット」です。
SFチックな箱絵も色使いといい、とても魅力的で味があります。
ゴールドタイプとシルバータイプがあり、どちらの色も1体
8190円(税込み)です。
程度の良いオリジナルは80万円以上で取引され入手困難なロボットトーイの垂涎の逸品です。
本体高さ23センチ。
これだけ出来の良い品が手軽に入手出来るなんて実にいい時代になったものです。
当店いちおしの品です。是非、この機会をお見逃しなく!!


復刻版は、オリジナルの数十分の一の値段で買えるのが嬉しいです。
他にも実にユニークなロボット達が1940年以降たくさん作られ、
主に海外へ輸出されていました。
そのロボット達の話は又の機会にお話したいと思います。

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