北山の郷

 市道を1キロほど北へ入ると30戸の集落があります。
道路は行き止まりとなり、集落の北には標高600メートルの大天神山がそびえ、そこから流れる北山川は年中枯れることなく清らかな水が流れ、田畑を潤しています。田畑の灌漑用水は農業にとって欠くことのできない要素の一つですが、場所によっては汚水や有害物質を含んだ水が田畑に流入する場合もあると考えられますが、北山の集落の上流には人家はもちろん建物すら無いのでそういった心配はまったくありません。
水田は約10ヘクタールありますが、近年の高齢化により徐々に耕作放棄田が現れ、組合を作って集落全体で農地を守っています。

 北山は京都府の北部、福知山市の西に位置し、国道9号から分かれる国道429号を8キロほど西進した所です。