金板経(金剛般若波羅蜜経)

中国六世紀、武定皇帝が非常に仏教をいみ嫌い
弾圧に及ぶ、総ての経典等を焼却処分した。
その後、大切な仏教の教えを後世にのこし伝えるべき
方法として、永久保存のできる金板経が生まれる。
本品は「金剛般若波羅蜜経で全部で二十二枚で構成され
全長三メートル四十センチ、その経文の末備に「開元十三年
乙丑三月八日」と年款が入っている。
伝ゆる紀元七百二十五年唐時代と非常に貴重な文化遺産
中国の一級文物である。
ご意見、ご感想がありましたら下記まで連絡くださいませ。
TEL 0772-22-2461