本会議 12月2日・10日〜12日・20日
 常任委員会 12月13日

<提案された議案>

〇平成14年度一般会計補正予算 △99,233,000円
・給与改定等に伴う人件費 (特別会計への繰出金を含む) △120,407,000 
・戸籍、住民基本台帳地番修正経費(駅南地域) 2,676,000 
・民間保育園運営経費 6,258,000 
・小規模農業基盤整備事業(半田・岩間) 5,700,000 
・私立幼稚園就園奨励費補助金 808,000 
・準要保護児童援助費 5,732,000 
〇条例
・福知山市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例(一部改正)
  11月18日報酬審議会答申による、5%を基本に削減。

<私の質問>

1、 介護保険制度見直しにあたって
 まずはじめに、介護保険制度見直しにあたって、お伺いいします。介護保険制度はご承知のとおり、3年毎に見直しがなされる事になっています。この制度は、発足と同時に、国の高齢者の介護にかかる予算を50%から25%と大きく削減し、負担の公平性といって、低所得者への措置を切ってしまいましたから、大きな矛盾を抱えています。それだけに、実際に、この制度の事業主体である、地方自治体は苦労が耐えないと思います。市民の皆さんも「利用料の負担が大変で、サービスを減らしてしまった」「介護で疲れ果てて、もう限界」「施設に入所させたいけれど、空きがないと長く待たされた」など利用者と家族の方々の苦悩はあとをたちません。このような中で、見直しの内容は、3点あり、1点目は市町村による「介護保険事業計画」及び都道府県による「介護保健事業支援計画」です。2点目は65才以上の「第一号被保険者」の介護保険料で、3点目は保険制度見直しにあたり、保険から支払われる介護報酬です。地方自治体は、1点目の5年を見越した事業計画と2点目の保険料の決定が求められます。見直しにあたり、福知山市としての、矛盾点の解決と、市民要望の対応策について以下お伺いいたします。
 1) 介護認定の見直しで、痴呆性の高齢者などの問題点と解決策は
 介護保険の1点目は、介護認定の見直しで、痴呆性の高齢者などの問題点と解決策についてですが、認定ではこのことが、1番大きな問題であり、現在のコンピューターソフトでは、元気で行動の伴う痴呆性の高齢者の対応は非常に不十分です。厚生労働省もその認識はもってはいますが、今回市町村に配布されるソフトでも改善は難しいようです。そして、その解決策は認定審査委員会の二次判定にゆだねようとされています。そこで、このソフトの不十分さの解決も市町村に掛かってきますが、現在福知山市ではこの矛盾点をどのように把握され、どのように対処されて居るでしょうかお伺いいたします。
【回答】 医師の診断・調査員の特記で対応をしたい。
 2) 特養など、不足しているサービスの提供と給付計画は(現状と増設)
 次に、特養など、不足しているサービスの提供と給付計画についてです。介護サービスの不足では介護老人福祉施設、いわゆる特養の問題です。独居老人も増えていますし、どうしても、在宅でお世話できない家庭もあります。さらには、24時間介護が必要な場合、在宅介護では、介護サービスの面でも不十分で、利用料では、施設のほうが割安になると言う矛盾もあります。
 そこでお伺いいたしますが、福知山市としては、このような現状をどのように把握されており、特養の待機者の人数は何人になるでのしょうか。さらに、施設面での「介護保険事業計画」はどのようになっているでしょうか。お伺いいたします。
 在宅介護でのサービスの不足は、ショートスティとディサービスです。それぞれどのように把握され、どのような計画があるのでしょうか。お伺いいたします。
 さらに、介護保険制度外のディサービスについてですが、高齢者福祉計画での拡充が求められます。できることなら、町内の公民館の位置に、地域のボランティアも含めて、細かいディサービスが行われれば、介護状態になることを、予防する事にも繋がるのではないでしょうか。この点福知山市としては総合的にどのようにお考えかお伺いいたします。
【回答】 特養待ちは、約200人の申込みで、実数では70人位である。5年計画には建設に向け努力したい。ディサービスは次期計画で相当数必要である。
 3) 保険料・利用料の軽減を
 次に、保険料と利用料の軽減で、先ず保険料です。日本医師会のシンクタンクによりますと、3年毎の見直しの度に500円から600円アップされると試算されています。中間的な国へ報告された保険料は福知山市では、10%の270円の値上げが予定されています。しかしながら、お隣の大江町では来期の保険料の値上げを見送っています。低所得高齢者のくらしは、医療の改悪・年金の改悪と、厳しいものがあり、措置制度の3年前は無料であった、2段階までの方々の保険料の更なる減額が求められますが、市長のお考えをお伺いいたします。
 軽減の2つ目は、利用料です。介護保険料を納めていても、実際に介護サービスが受けられなかったり。受けられても利用料が高いので利用をおさえている方々がかなり居られます。これでは何のための保険であり、認定の限度額なのでしょうか。介護保険制度が本当に機能し、特に独居老人や老人世帯の方々が安心して老後が過ごせるためにも、低所得者層の利用料の軽減は必要です。ところが、厚生労働省は在宅介護の負担軽減の特別措置を打ち切ろうとしています。介護保険制度導入時の「特別対策」として低所得者の訪問介護を3%に軽減してきましたが、この負担を来年度から6%にし、平成17年度から、通常の10%に引き上げる方向です。訪問介護はこの介護保険制度の中核制度であり、サービスを受けて居る方々にとって命綱でもあります。介護保険制度は数々の欠陥を持っていますが、直接住民の生活に係わっている地方自治体が数々の手立てや軽減措置を行って進めているのが現状です。
 そこでお伺いいたしますが、福知山市では利用限度額に対する、利用率はどれぐらいになっているでしょうか。また、訪問介護の低所得者すべてに軽減措置がとれないでしょうか。さらに当面現在3%の利用料で訪問介護を受けて居る方々は何人あり、来年度も引続き3%で実施すべきですが、市長のお考えをお伺いいたします。
【回答】 保険料は来年度から6段階に。利用限度額に対する利用率は約40%、現在3%の利用料で訪問介護を受けている人数は96人来年度からは6%にしたい。
 4) 福知山市独自策で配食サービスの拡充
 最後は福知山市独自で行われています配食サービスについてです。13年度の決算審査特別委員会で明らかになったことですが、在宅高齢者配食サービス事業が12年度は85人の利用であったのが、13年度は114人に増え、前年よりも642食増えて、6708食になりました。その一方で、経費は大幅に削減されました。
 本来、配食サービスは食事の配達のみならず、高齢者の安否を尋ねる重要な事業でもあります。
 そこでお伺いいたしますが、この配食サービスの配達方法はどのようになされているでしょうか。また、配達先の高齢者の安否と、精神的な支えの役割を担えるような事業に発展させる事ができないものかお伺いいたします。
【回答】 現在週に3回しているが、周知等に努めたい。

2、 医療費自己負担の増額に対する市の対応は
 大きな2番目は、医療費自己負担の増額に対する市の対応についてです。
 10月1日から老人医療制度の改悪がなされました。来年度からはさらにこの改悪は進められます。ある方は、市民病院へ有り金をまとめて持って行ったけれど、足らず、薬ももらわずに、逃げて帰ったと聞かされました。また、結石の破砕を毎週おこなって居られた患者さんは、850円が2万5千円になり、2回目も1万円で少しのお釣りがあったが、こんなことなら、毎週は病院へ行けないと、頭を抱えておられました。医療の改悪は市民に大きく負担がのしかかり、生活を苦しいものにしています。このような状況の中で福知山市として、具体的な救済策が必要なのではないでしょうか。
 1) 受領委任払い制度の新設と貸付条件の緩和を
 医療費自己負担の増額について、まず、受領委任払い制度の新設と貸付条件の緩和についてです。福知山市では高額療養費の場合、支給見込み額の9割の貸付制度がありますが、受領委任払い制度の検討ができないでしょうか。お伺いいたします。
 また、貸付制度は保険料を完納している事が条件になっています。しかしながら、命に係わることでもあり、画一的にこの条件を適用するのでは、この深刻な不況の中で助かる命も助けることができないような事態も生みかねません。検討が必要と考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。
【回答】 貸付制度を生活困窮世帯に対し、負担の公平性を損なわない事を前提に検討したい。
 2) 改正老人医療法による高額医療費支給について
 次に、改正老人医療費による高額医療費支給についてです。限度額を超えて一部負担金を支払った時には申請によらなければ超えた分の支給がなされません。高齢者にとって、なぜこのような、過酷な手続きを求めるのか、改悪と同時に許せない思いがします。ですから、各自治体では、それぞれ方策も取られています。
 そこで、お伺いいたしますが、現状では、支給を受けるのに、どれだけの手間が必要なのでしょうか。また、申請を容易にする改善策はお考えではないでしょうか。市長のお考えをお伺いいたします。
【回答】 国からも指示あり、新たに検討したい。

3、 高齢者に優しい市民病院を
 1) 支払窓口の電算化の対処
 大きな3番目といたしまして、高齢者に優しい市民病院についてお伺いいたします。
今、高齢者から、市民病院について、かなり、厳しい調子での訴えを多く聞かされます。先ずは支払窓口の電算化ですが、現在は職員の方々が横で説明やお手伝いをされていますけれど、それでも、機会の前で震えておられた高齢者があったと聞かされました。対人での窓口もあるようですが、これから高齢者にどのように窓口支払対応をされるのかお伺いいたします。
【回答】 対人窓口の案内表示をしたい。
 2) 新たな市民病院には院外処方と院内処方の併用を
 次に、新たな病院の院外処方についてお伺いいたします。この問題では、すでに、答弁がありましたが、改めて市民の立場にたった対応を求め質問いたします。この院外処方には、若い人の中には期待される方も居られますが、高齢者からは、何とかして欲しいと言う声を多く聞かれます。それもそのはず、高齢者にとって、院外の薬局に行く事は大変な事です。高齢者でなくても。障害のある方や、車椅子で付き添っている方でも、あちこちへの移動は大変です。せっかく出来る新しい病院が弱者を切り捨てることにならないためにも、院外処方と院内処方の併用についてのお考えをお伺いいたします。
【回答】 院外処方で行きたい。

4、 市民の要望にもとづく公営住宅の修繕・改修の促進を
 大きな4番目は、市民の要望にもとづく公営住宅の修繕・改修の促進についてです。
市営住宅はマスタープランにもとづき、現在秋津ケ丘団地の建設が進められ、次ぎは南天田団地が予定されています。しかしながら、新しくなった団地の以外では、かなりの問題が山積みされています。私たち日本共産党市会議員団では、アンケートを実施し、問題点の整理をしているところです。(防音・結露・黴・床のキシミ・駐車場・玄関の狭さ・段差・車椅子が使えない・バスの便・ドアのノブ・建具の敷居・収納場所・建替えの心配・野ざらしの洗濯機など多く寄せられつつありますが、)整理ができましたら、担当課へ改めて要請に伺いたいと思います。ここでは、その中から、2点だけ解決策を求めておきたいと思います。
 1つは、風呂釜が個人もちになっている団地での対策ですが、昭和55年以前に建築された住宅は、設置も改修も個人の責任になっています。その後建築された新しい住宅では、修繕まで福知山市が行っていますから、大きな差がついています。この差をなくして、風呂釜などはすべて、同じように市の責任で処置すべきと、考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。
 2つには、電気のブレカーの容量を、増やしていただくことです。最近では電気製品の数が増えています。検討が必要になっているのではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。
【回答】 電気のブレカー今後も計画的に。風呂釜やアンケート結果はストック総合計画(10年間の建築・部分修繕)で整備を検討していきたい。

5、 市街地内での灌漑用水路への市の対応は
 次に、市街地内での灌漑用水路への市の対応です。昭和学区や大正学区は、今もかなりの灌漑用水路がありますが、田圃は大幅に減っています。かつては、農業従事者が水路の整備も行ってきましたが、農業従事者も大幅に減っています。大正学区の大正校の下あたりは、浚渫も十分なされず、おまけに、飲食店の残飯が流れ込み、地域住民の皆さんを困らせています。灌漑用水路は、土地区画整理と同時に作られた用水路などもあり、その管理形態も様々になっていますから、これらの対応はかなり難しい面もありますが、内水問題などとの関係も深いのではないでしょうか。
 そこでお伺いいたしますが、市街地内での灌漑用水路への市の対応につついて、市長のお考えをお伺いいたします。
【回答】 今までどおりの維持管理を。ただし突発的な時は関係課で調整対応したい。

6、 高畑橋の改修とそれまでの安全策を
 最後に大きな6番目としまして、高畑橋の安全の問題です。ご存知のとおり高畑橋が出来た頃に比べますと、交通量は大幅に増え、しかも、この橋の前後には幹線の道路があり、迂回路としても、多くの交通量があります。さらに、この橋は多くの学生の通学路にもなっています。2台の自動車がすれ違おうものなら、歩行者や自転車は非常に怖い思いをしています。都市計画道路との関係もあり、計画はあっても、この橋の改修はかなり難しく、その実現はかなり先のことと思われます。しかし、利用者の安全は、出来るかぎり、早く必要で、10年・20年とは待ってくれません。
 そこでお伺いいたしますが、当面の安全策として、歩行者と自転車が通行できる歩道橋ができないものか、市長のお考えをお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。
【回答】 高畑橋を境に1級河川となっており、国との関係もあり困難である。
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