どこに向かって行くんだろう
人も通らない悪道を、花も咲かない荒野を
ひたすら歩き続けて来たよ
名も無いたった一つの心がもがいていても
振り返る事もなく、気付かれる事もない
欲しいものが目の前にあるのに
それに手を差し伸べる事も出来なくて
秒針が時を刻む音を聴くだけ
鏡の中にいる君は
何故そんなに笑っているの?
子供の頃から変わらない君の笑顔
もう…うんざり…
君も同じだけの喜びを抱き
そして、同じだけの悲しみも味わったはず
心からの笑顔…君にはまだ似合わないみたいだよ
さぁ、また一緒に行こうよ
やり場のない心痛を背負ったまま
この荒れ果てたこの道を…