初めてご訪問くださった方々へ


 はじめまして。webサイト「船長の戯言」を管理運営する、くずてつでございます。ご訪問、ありがとうございます。心から御礼申し上げます。


 「箱船(はこぶね)」とは、1993年11月16日に完成したリスニング・ルームの呼称である。総鉄筋コンクリート造、陸屋根総2階建。1、2階とも広さ24畳。1階がメインシステムを設置するリスニング・ルームになる。天井高3,875mm、床の厚み200mm、壁は120mm厚鉄筋コンクリート(外)と100mm厚コンクリートブロック(内)で空気層130mmを挟んだ二重構造になっている。

 上記の基本構造はオーディオ評論家、故・長岡鉄男先生のリスニング・ルーム「方舟」(1987年完成)の、ほぼデッドコピーである。音響的専門知識など持ち合わせていない僕であってみれば、先達に倣うのが最もの近道だ。知ったかぶりで計画を実行し、結果「出来ました、失敗しました」では困るのである。

 設計段階では先生から直接アドバイスをいただいたりもした。そのご縁で、完成後あつかましくもネーミングをお願いしたのである。「方舟」は五角形の建物で、外観は正に「方舟」である。「そちらは四角だから、同じ『ハコブネ』でも『箱船』ってのはどう?」。文句のあろうはずはなく、即決定である。こうして「箱船」が誕生したわけだ。先生は、名付け親なのである。

 この建物が拙webサイトの中枢を荷う。トップページ表題にあるとおり、ここに於いての実験レベルオーディオを、戯言的に発信して行きたいと立ち上げたのが「船長の戯言」である。このwebサイトが皆さんのオーディオライフにとって、僅かばかりでもお役に立てれば、それは管理者存外の喜びである。

 ゴチャゴチャとコンテンツが並んでいる。管理者としてはまず「箱船前夜」からお読みいただきたいと思う。その後、「箱船への道」へお進みくだされば、この建物がどういった経緯で着工され、完成を見たかがおわかりいただけるだろう。

 現在の使用機器については「SYSTEMS」ページを、他のページはお好みに応じてご覧くださると幸いである。

 「箱船航海日誌」は、原則毎日更新である。これこそ戯言中の戯言、まさにクダラン話の連続である。基本的にはオーディオ話題が中心になるので、ひょっとすると何かしらご参考に具していただける事柄があるかもしれない。

 よろしくお願いしたいのである。